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「リスニングパワー」 各カテゴリーの代表的教材 初心者にも中級者にも最適

 

会費制ではなく、一括の支払いで済むヒアリング教材
<一回の支払いで、しばらく勉強ができる秀逸な教材>

 

 

おすすめしている「ヒアリングマラソン」や「ワンミニッツイングリッシュ」は
毎月会費がかかってくるので、始めるのにちょっと抵抗がある人もおられるでしょう。

 

特にこれからやってみようと考えている人にとって、一番初めの教材は重要かと思います。

 

失敗してしまうと、金銭面もそうですが、精神的にダメージが大きいので、
立ち直るまでに(気を取り直して次の教材を探し始めるまでに)時間をロスしてしまいます。

 

そういった意味では安くて良い教材がありました

 

リスニング教材で買い切り約15000円です。

 

これだったら、ちょっと失敗したと思っても痛くない金額ですし、
だいいち「お試し」もできますので気に入らなければ実損はありません。

 

この金額だったら、万一失敗しても基礎を確認できればいいや、と思います。

 

それがこれ、「リスニングパワー」という教材です。

 

 

<コンセプト>

 

日本語と英語の大きな差のひとつとして、その主たる周波数が違うレンジにあることから、
日本人にとって英語が聞き取りにくい言語であるといわれています。

 

日本人は普段日本語の周波数の中で暮らしているため、慣れていない周波数の
英語をいきなり聴いても聞き取れない音があるので、クリアに理解できない、というもの。

 

理屈としては通っています。

 

まず、この日本人にとって聴き慣れない周波数の音に慣れ親しませる、という効果を狙って、
サンプルCDの会話音声のバックには「聴力テストの時の音」のような音が録音されています。

 

 

人間は赤ちゃんから子供へと成長している過程において言語を吸収・習得していくわけですが、
その過程を大人でも再現できないかと考えたことがこの教材の開発のスタートだったと聞きます。

 

人間の脳の発達過程を大人になってから再度繰り返そうとすること自体には無理があると
思いますが、少なくとも我々の中にはその過程の痕跡くらいは残っているでしょうから、
それを刺激することは無駄なことでは無いでしょう。

 

そのカギが英語と日本語の周波数の差にあるということで、ホンマかいな、と感じる部分も
ありますので、そこは仮に話半分に聞いておくとしても、それ以外のチャプターでは、
日本人にとってなかなか区別がつかない発音の差(例えばLとRの発音)などを取り上げて
わかり易く解説していたり、一般的に日本人が苦手な要素に重点を置いて教材が作られている
ことがわかります。

 

 

<講師>

 

言語学者であり、ハリウッドで英語以外の母国語を持つ俳優たちに英語の発音矯正を
やっているスコットペリー氏の発案で作られた教材とのこと。

 

何となく、エクササイズの「ビリーズブートキャンプ」の英語版のようですが、
サンプルCDを聞く限りでは、話すスピードはゆっくりだし、とても分かりやすい発音なので
初心者でもちゃんと聴き取れるでしょう。

 

話の内容もまあまあまともです。

 

 

<こんな方にぴったり>

 

コンセプトからいって全く英語に慣れていない初心者に最適ではないかと思いますが、
中上級者がレビューする意味合いで効いてみてもいいのではないでしょうか。

 

TOEICのリスニングにも効果があると思います。
リスニングのスコアが伸び悩んでいる方にはお勧めします。

 

 

何度も申しているように、語学の学習はまず聴くことからスタートします

 

聴けなかったら絶対に話せません。ネイティブのフレーズの発音を真似ることが効果的とはいえ、
聞き取れることが出来て初めて真似ることができます。その入り口でつまづいたまま、
いつもでもカタカナ英語から脱却できない人が多いので(私自身もそうです)、
こういった教材で耳を鍛えなおすことは良いことだと思います。

 

英語バイリンガル育成プログラム「リスニングパワー」